イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
クティレシィーバンコックムアン Kuti Rishi Ban Khok Mueang




クティレシィー遺跡の全景。綺麗に整った建物だ





遺跡名
クティリシーバンコックムアン
Kuti Rishi Ban Khok Mueang
場所 ブリーラム
Buriram

Kuti Rishi Ban Khok Mueang
Tambon Chorakhe Mak, Amphoe Prakhon Chai, Chang Wat Buri Ram 31140
位置情報 14.500899, 102.976571
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2005年6月、2009年1月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
 を参照下さい。

●行き方…パノムルン遺跡から道なりに山を下った所を右折し、ムアンタム手前の大きなバライ沿いの道を右折した突き当たりにある。

●一口メモ…最近修復されたばかりみたいだが、とても整った綺麗な遺跡だ。

施療院の伽藍の中の長四角の建造物を、一般的に「経蔵」と言われているが、聖水を流すソーマスートラを設けた事例 (Kuti Rishi Ban Khok Mueang) もあるために、現時点では「経蔵」と断定はできない。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
正面から見た祠堂 祠堂の上には石像が安置されている
祠堂の窓から外の風景 祠堂の内部
入口の左側から眺める バライ越しに見た遺跡
「経蔵」に本来は無い、聖水を流すソーマスートラがある ソーマスートラを横から見る
東南から眺めた遺跡の全景






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡