イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ムアンタム Prasat Mueang Tam




ムアンタム遺跡の第1楼門





遺跡名
ムアンタム Prasat Mueang Tam
場所 ブリーラム
Buriram

Prasat Muang Tam
Tambon Chorakhe Mak, Amphoe Prakhon Chai, Chang Wat Buri Ram 31140
位置情報 14.496453, 102.982472
創建年代 クレアン様式
Kheang Style
見学日 2003年11月
2005年6月
配置図



コメント

●概要…パノムルン遺跡の南東8キロにある寺院。ムアンタムは、10世紀後半にジャヤヴァルマン5世によって造られたクレアン様式のヒンドゥー寺院で、遺跡のそばには大きな貯水池(バライ・これも遺跡)がある。

イサーンのクメール遺跡としては、カオプラヴィハーンを別格とすればパノムルン、ピマーイに次ぐ規模と完成美を示す魅力的な遺跡だ。

建物は左右対称で、東西南北に楼門を持ったラテライトの外壁と砂岩の回廊、レンガ造りの祠堂群があり、前列3基と後列2基の祠堂が建つていたが、今は前列中央は基礎を残すのみだ。

破風やまぐさ石には、レリーフがたくさん残されているので気をつけて見たい。

●行き方…パノムルン遺跡から道なりに8キロ南に進み、大きな貯水池のそばにある。案内所の裏が駐車場になっている。

●一口メモ…案内所の係りの女の子が日本人と分ると日本語のビデオを流してくれた。

見学の前の予備知識には丁度よかった。また色々な遺跡の資料が展示してあり、時間があったらぜひ寄りたい。

入場料金は30バーツ、公開時間8:00〜17:30


写真は案内所に貼ってあったクメール遺跡の一覧図
在庫が無く貰えなかった



写真
ムアンタム遺跡入口の東の第一楼門 内回廊の東の入口
内回廊第一楼門のまぐさ石と破風 大蛇と闘うクリシュナ神(まぐさ石)
カーラの上に座る神(まぐさ石) 第一楼門をくぐり内部寺院を望む
5基のレンガ造りの祠堂群、前列中央は崩壊している 廊下の連子窓から祠堂群を望む
ナンディンに乗るシヴァ神と妻のウマ(まぐさ石)
ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナ神(まぐさ石) ハンサに乗るプラフマー神(まぐさ石)
内回廊の南の入口 内回廊の北の入口
バライは階段状に綺麗に縁取られている バライにある風変わりな5頭のナーガ像
カーラの上に座る神(まぐさ石)






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡