イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ワットチュラマニー Wat Chulamani




クメールの建造物とその後の建てられた拝殿





遺跡名
ワットチュラマニー Wat Chulamani
場所 ピサヌローク
Phitsanulok

Wat Chula Manee
Tambon Tha Thong, Amphoe Mueang Phitsanulok, Chang Wat Phitsanulok 65000
位置情報 16.787582, 100.216921
創建年代 アンコールワット様式?
Angkor Style
見学日 2006年11月
配置図



コメント

●概要…ピサヌロークで一番古い寺院でこの地区がクメールの支配下にあった時代の遺跡だが、詳しいことは何も解っていない。

「ふうみん」が最初見たとき、スコータイのターバーデーンの建造物に似ていると思った。

ターバーデーンはスルーヤヴァルマン2世(1113〜1150)の時代に建てられたといわれるので、この遺跡もそれと同時代に建造されたものか?

●行き方…ピサヌローク市内からナーン川に沿ったポロムトライカナート通りを5キロほど南に下った3差路にある。

●一口メモ…ワットプラシーラタナマハタートの項でも述べたが、クメールの王道はピマイからシーテープを通りヨム川を北上しスコータイへと通じていた。

このヨム川とナーン川は、ピサヌロークでは10キロも離れていない。

「ふうみん」はクメールの遺跡の地図(目次)を作っていて、シーテープからスコータイまでの間に何故クメール遺跡が現存していないのか?不思議に思い調べた所、このワットチュラマニーに出会い是非とも訪ねたかった。

写真
クメールの建造物が寺院の境内脇に現れる 前室を東正面から見る
祠堂の上部は失われている クメール建築の迫り出し構造だ
遺跡の案内板 裏の北側から眺めたクメールの建造物
祠堂の偽扉、漆喰はアユタヤ時代か? 漆喰のレリーフが残されている
東南から眺めたクメールの神殿?






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡