遺跡名 |
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クーノイ Ku Noi |
場所 |
マハサラカーム
Mahasarakham
Ku Noi
Tambon Ku Santarat, Amphoe Na Dun, Chang Wat Maha Sarakham 44180 |
位置情報 |
15.702852, 103.271859 |
創建年代 |
アンコールワット様式
Angkol Wat Style |
見学日 |
2006年6月 |
配置図 |
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コメント |
●概要…12世紀に造られた東楼門と西楼門の間に中央祠堂とその右に小さな祠堂がある。(シーテープ遺跡と同じ様式)
その周りをラテライトの壁が囲み北と南にバライを配している。
●行き方…ロイエットから南西に伸びる2045号線を60キロほど走り、2381号線との信号の横の細い道を入る。そして百メートルほど行った地点にある。
●一口メモ…このクメール遺跡には木柱が残されている。通常、熱帯の気候の中では、木造の建造物は朽ち果ててしまい何の跡形も無い。クーノイ遺跡の木柱は化石になって残されている。何故この遺跡だけ化石化したのか?謎だ。
ジョルジュ・セデス博士の「アンコール遺跡」によると、クメールの石造建築は「神」に関連した建造物に限られ、王を始め人々が住む建造物は総て木造だったと言う。
クーノイ遺跡の木柱は人工的に切られたようだ。推測するにクメールの栄光が忘れられた頃、この木柱を切り倒して他の建築に再利用したのだろう。エジプトの大ピラミッドを覆っていた化粧石をカイロ市民の家に使用した様に。
★2006.07.27
に下記のメールが来ました。「ふうみん」も添付の写真を見て、ガッカリするとともに、何か一杯食わされた唖然とした複雑な気分です。「T,I」さんのご指摘のとおり、多分あの木柱はプラスチックの張りぼてなのでしょう。
なお、遺跡を見て感じたことを文章にしていますので、あえて文章は見学当時のままで変更していません。
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