イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
クーサンタラタナ Ku Santaratana




ジャヤヴァルマン7世が造った施療院だ





遺跡名
クーサンタラタナ Ku Santaratana
場所 マハサラカーム
Mahasarakham

Ku Santarat
Na Dun District, Mahasarakham 44180
位置情報 15.706528, 103.268029
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2006年6月
配置図



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●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
を参照下さい。

TATの新しい看板は「KU SANTARATANA」になっているが、古い看板や道路標識は「KU SANTARAT」になっている。どうしてなんだろう?

●行き方…ロイエットから南西に伸びる2045号線を60キロほど走り、信号を右折して2381号線に入る。

そして数百メートル行った所にある標識を右折して、さらに数百メートル行った地点にある。

●一口メモ…この遺跡から、さらに数百メートル奥に行った所にもクメール遺跡があるが、タイ語の看板のみで詳細不明。Prasat Ku Nang Khao と言うらしい。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
入り口の上部は無いがフレームがいい 祠堂のまぐさ石にレリーフは無かった
東南から眺めた祠堂 祠堂の中には色々な物が安置されていた
祠堂の天井はない 経蔵も残されていた
バライの水がエメラルド色だった 道路標識には「KU SANTARAT」と書かれている

数百メートル奥のクメール遺跡の配置図 ラテライトの基壇
ラテライトの基壇部だけしか残されて居ず、配置図で想像するしかない






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡