イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
プライバット2 Prasat Plai Bat 2




一基のレンガ造りの祠堂が建っていた





遺跡名
プライバット2 Prasat Plai Bat 2
場所 ブリーラム 
Buriram

Tambon Yai Yaem Watthana, Amphoe Chaloem Phra Kiat, Chang Wat Buri Ram 3117
位置情報 14.485410, 102.947170
創建年代 11世紀ごろ
見学日 2017年11月
配置図



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●概要…「Prasat Plai Bat 2」遺跡は発掘調査の途中だった。遺跡の発掘のため、木には支柱で補強してあり、一基のレンガ造りの祠堂が建っていた。

レンガ造りの祠堂には偽扉が彫られていた。周壁も残っており、かなりの規模の遺跡だったのだろう。

今回行けなかった「Plai Bat 1」のまぐさ石がバプーオン様式なので、この「Plai Bat 2」も同じバプーオン様式だとすれば、11世紀ごろの建造だろう。

●行き方…Yai Yaem Watthana の村落に入り、仏教寺院を右折して Khao Plaibat を目指す。 狭いダート道の先に小さな仏教寺院があり、車を停めると「Prasat Plai Bat 2」の案内板があった。

この先の山道は4WDなら走行可能のようだが、新車のレンタカーなので諦め、山道を10分ほど登ると 遺跡があった。

●一口メモ…Khao Plaibat という山の山上に「Prasat Plai Bat 1&2」の遺跡がある。山麓にある寺院の Wat Khao Plai Bat で若い僧侶に山上遺跡の情報を聞くが、つれない返事だった。

調べたところによると、両方の遺跡とも修復の手が入り重機が入っているようだ。それならば道が通っており、ある程度までレンタカーで行けるだろう。そして、後は遺跡まで歩こうと思う。

まずは、Khao Plaibat の山頂に近い「Prasat Plai Bat 1」に向けてダート道を南側から北上し、山頂を目指して走る。

いい感じで走っていたが、道は急に悪くなった。多分、雨季が終わったばかりなので、ダート道は雨の流れで削られ、道端の灌木は伸びている。

ダート道を補修し、そこに重機が入り灌木が刈られれば、乾季の終わりごろならば車で通行できるかもしれない。

今回は「Prasat Plai Bat 1」への訪問は諦め、「Prasat Plai Bat 2」に向かった。

写真
悪路のため「Prasat Plai Bat 1」への訪問は諦めた 「Prasat Plai Bat 2」を目指し悪路を走る
小さな仏教寺院があった 「Prasat Plai Bat 2」の案内板
山道を10分ほど登る 山道の途中に建設中の寺院がある
「Prasat Plai Bat 2」 遺跡が見えて来た
発掘のため、ナンバリングされた石 木は支柱で補強してある
1基のレンガ造りの祠堂 偽扉が彫られている
祠堂正面 祠堂内部
周壁から見ると、かなりの規模の遺跡だ






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡