イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
バーンプラサート Prasat Ban Prasat




南側から遺跡を眺める





遺跡名
バーンプラサート Prasat Ban Prasat
場所 スリン
Surin

Tambon Krathiam, Amphoe Sangkha, Chang Wat Surin 32150
位置情報 14.611381, 103.656841
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2017年11月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
 を参照下さい。

●行き方…24号線から田舎道を3キロほど走った所にある。24号線を入った所には遺跡の標識がある。

●一口メモ…この場所には2つの遺跡がある。Prasat Ban Prasat から南側に約75メートル離れた所に Prasat Muen Chai がある。コラートのナンラム遺跡と同じだ。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
説明板 バライ
塔門は崩壊したままになっている
塔門から祠堂を望む
塔門の右の端に、連子窓が彫られていた 塔門は崩壊して入れず、横から入る
経蔵 経蔵にソーマスートラはない
祠堂は鉄骨で補強されていた 祠堂の入り口
裏から眺めた祠堂 今にでも崩れそうな石組






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡