イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
クーカンタナーム Ku Khanthanm




バライ越しに遺跡を眺める





遺跡名
クーカンタナーム Ku Khanthanm
場所 ロイエット
Roi-Et

Tambon Yang Kham, Amphoe Phon Sai, Chang Wat Roi Et 45240
位置情報 15.462818, 103.993073
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2017年11月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
 を参照下さい。

●行き方…チョクチャイ(Chok Chai)から224号線を Khon Buri 方面に南下し、Orapin を右折し、数キロ走った村の外れにある。

●一口メモ…祠堂の裏に回ると、屋蓋の先端部分の「笠石」が組み立てられていた。

修復工事時、祠堂をすべて修復する建築技術が無かったのだろうか?

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
東側から塔門を望む
説明板 塔門にヨニが置かれていた
祠堂 祠堂の内部
経蔵(右)と塔門を望む
経蔵内部は空だった 屋蓋の先端部分の「笠石」
案内所 案内所の内部






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡