イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ポンソンクラー Prasat Phon Song Khram




バライ越しに遺跡を眺める、遺跡周辺は天日干しの稲で一杯だ





遺跡名
ポンソンクラー Prang Phon Song Khram
場所 ナコンラチャシーマー
Nakhon Ratchasima

Tambon Phon Songkhram, Amphoe Non Sung, Chang Wat Nakhon Ratchasima 30160
位置情報 15.349409, 102.298713
創建年代 バイヨン様式
Bayon Style
見学日 2017年11月
配置図



コメント

●概要…クメール帝国最強の王ジャヤヴァルマン7世は領土内の整備の一環として、102ヶ所の施療院を各地に配置した。

施療院はArogayasala又はKuti Ruesi 、Kuti Rishi(サンスクリット語で仙人の小屋)と呼ばれる。

施療院は主祠堂、経蔵、塔門、周壁、バライからなる小規模の伽藍である。

伽藍は東面し、主軸上には塔門、主祠堂が位置し、塔門から低い周壁が周る。主祠堂と塔門の間には経蔵が配置され、伽藍の北東側にはラテライトで護岸されたバライが設けられている。

「施療院」の詳細な情報については
 を参照下さい。

●行き方…1号線から17キロほど1015号線を走り、 Phon Songkhram の駅舎の近くにある。

●一口メモ…説明板に、修復時の様子や発掘品の写真が載せられているのはうれしい事だ。

イサーンの宿駅と施療院の分布図



写真
説明板 塔門
塔門から祠堂を眺める 塔門にはヨニが置かれていた
祠堂の上部は修復されていない 祠堂内部には3基の仏像が安置されていた
経蔵 経蔵内にはヨニが置かれていた
経蔵(右側)と塔門を望む
遺跡の周辺は天日干しの稲で一杯だった






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡