イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
ワットトンポーシーマハーポート Wat Ton Pho Si MA Ha Pho




入り口の横に置かれた遺物。クメール遺跡好きには堪えられない光景だ





遺跡名
Wat Ton Pho Si MA Ha Pho
ワットトンポーシーマハーポート
Wat Ton Pho Si MA Ha Pho
場所 プラチンブリー
Prachin Buri

Highway 4014 , Khok Pip , 25190 Si Mahosot , Prachin Buri
位置情報 13.872609, 101.404880
創建年代
見学日 2019年12月
配置図



コメント

●概要…この寺院は2008年6月に見学に訪れた際、ラテライトの円形ブロックが積み上げられたお堂の脇にクメールの遺物があり、その時から機会があれば再訪しようと思っていた。

安置された阿修羅像は、アンコールトムの南大門の阿修羅像と酷似している。本物だろうか?この寺院の近くにはサモラコット遺跡がある。

この近くのサモラコット遺跡には、ジャヤヴァルマン7世時代に建造された「施療院」の遺跡があり、この阿修羅像と時代的には同じだ。

そのサモラコット遺跡にあった阿修羅像が、ここに有るのだろうか?それともこの寺院の場所にクメール時代の寺院が建っていたのか?などと考えるととても面白い場所だ。

●行き方…サモラコット遺跡の前の319号線を北側に2キロほど進み、左折して4014号線に入り1キロほど走った場所にある。

●一口メモ…寺院の名前のシーマハーポー(Si Maha Pho)とは聖木のことだ。その聖木は、寺院の道路を挟んだところにある。

写真
ドヴァーラヴァテーの円形のラテライトの柱 入り口横の遺物の安置所
向かって左側の阿修羅像 向かって右側の阿修羅像
リンガとヨニ ラテライトのヨニ
聖木(Si Maha Pho)は2000年もの樹齢を誇る菩提樹で、
苗木はインドのブッタガヤからはるばる運ばれて来たという。
菩提樹の幹の周囲は20メートル、高さ30メートル。






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡