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今日(29日)、トランからバンコクに帰ってきました。
トランはクラビの隣の県で、汽車で行くときの出発点になります。
12月26日早朝にトラン着。
マイクロバスでクラビのアオナン海岸へ
10時頃、アオナン海岸に到着。
友人と小舟に乗ってエメラルド洞窟のある島へ渡ろうとした時です。浜辺が急に騒がしくなり、浜辺に停泊していた小舟数十艘から客が降ろされ、小舟はすべてどこかへ避難して行きました。
何事か分からず、皆で呆然としていると、沖合いに巨大な白波が浜辺に現れ、みるみるうちに近づいてきました。それでも浜辺までは来ないだろうと多くの観光客が見物していましたが、友人のK君が「津波だ。早く退避しよう」と同乗の乗客11名を強引に車に乗せ、すぐに海岸を退避しました
その後の情報によると、我々が退避してから津波が海岸に押し寄せるまでおよそ10分。間一髪、でした。
アオナン海岸でも多数の死傷者が出たようです。その後のテレビニュースを見ると、我々がいた海岸の様子が放映されており、その惨状は目を覆うものでした。
九死に一生とはこのことでしょうか。しばらくは呆然としていました。この津波はアンダマン海に面した諸国に甚大な被害をもたらしました。
友人は読売新聞の取材を受け、それは電子メールで紹介されたようです。「(注)参照」
こんなことが自分の身に起ころうとは思っても見ませんでした。
あの10分が生死を分けたのです。
神様が「おまえはもう少し生きろ」といっているのでしょうか?
12月29日(火) バンコクに帰ってきて
「よこはま」
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プーケット島とクラビのアオナン海岸
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(注)
12月27日付の読売新聞に掲載されています。
…一方、同島の南にあるクラビ島を訪れていた語学留学生Kさんは、ボートに乗り込もうとしたところ、…
と掲載されていますが、著作権の関係で転載できません。「ふうみん」 |
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