8、いろいろなことがありました 2004.08.22


お久しぶりです。
この1ヶ月、いろいろなことがあったため、連絡できませんでした。

チェンマイでのホームステイ、中間試験、バンコクでのホームステイ、中でも最もショックだったのが、フアヒンの友人のお父さんとお姉さんの事故死です。

1ヶ月前にお世話になったばかりのご家族でした。この家族の歓迎に大感激したことは前に報告したとおりですが、8月9日の午後、運転していた車が列車と衝突して亡くなってしまったのです。

お父さん57歳、お姉さん30歳の突然の死でした。残された病弱なお母さん、まだ20代後半のお兄さん、そして若い友人(クンといいます、女性)の悲しみはいかばかりだったでしょう。

フアヒンでの葬儀に行ってきました。お通夜は1週間続きました。こちらのお通夜は、毎日主催者が変わります。著名な人になると何週間にもわたるそうです。私は、友人と共に通夜の最終日と本葬に参列させていただきました。

お父さんはフアヒンの有力者だったようで、盛大な葬儀でした。深い悲しみの中にあるのに、クンは健気に動いていました。私達が行くと、ホテルの手配までしていてくれました。私をじっと見つめる目をまともに見られません。会うたびに「お父さん、お父さん」といって、慕ってくれました。クンの顔を見ていて涙を禁じ得ませんでした。

亡くなったお姉さんも、初対面の私を「お父さん」といって親しく話してくれました。老後はタイで生活したいことを話すと、住まいや生活のしやすさはフアヒンが一番といっていろいろと話をしてくれました。「妹の友達は私達の家族です」といっていろいろと心配してくれました。そのときの顔や声が今でも私に語りかけているような気がします。

彼女はまだ30歳でした。人生、これからだったのに・・・・・・亡くなったお父さんは、お母さんととても仲のよいご夫婦でした。それがこんなことになるなんて・・・・・・無常を感ぜずにいられません。そして、この出来事はクンの夢も奪ってしまいました。彼女はフアヒンでお父さんの事業をお兄さんと共に引き継がなければならないからです。

悲しみを乗り越えにこの国に来たのに、また深い悲しみに会ってしまいました。


その他の事も報告しましょう。

チェンマイの若い友人(女性)の家に10人でホームステイをしました。ご両親が大歓迎をしてくれました。友人の名は、ボー。チェンマイ大学を卒業したばかりのお嬢さんです。今年の10月に東北大学に留学する予定です。

チェンマイで一番高いところや、落差100メートル以上はある瀑布へ行ったり、カオソーイを食べたり、夜中までお父さんとお酒を飲んで話したり・・・・楽しい2泊3日のホームステイでした。

私が、同世代のタイ人の友人ができないと話したら、私達が喜んで友人になりますといってくれました。ボーのお母さんは私より2歳年上のお姉さんでした。私が他の人達より1日早くバンコクに帰る時も、ご夫婦共に空港まで見送りに来てくれました。

「あなたは私達の友人です。いつでもチェンマイに来たら寄ってください」と温かい声をかけてくれました。そういえば、このときもクンは私のバッグをもって見送ってくれたのです。


8月の中旬に夏休み前の試験がありました。私にはとてもむづかしく、文法の試験などは試験時間の3時間でも時間が足りなっかったほどです。50点以上が合格点なので、それはなんとかクリアーしたと思っているのですが・・・さて、結果はどうなのでしょうか9月に学校が始まるまではわかりません。


取りとめなく書きました。とても大変な1ヶ月でした。

それでは、また

バンコクより
「よこはま」























フアヒンの静かな町並み




















チェンマイのカントークディナー