12、タイ>バンコク>ジムトンプソンの家>2000・09


ライトアップされた仏像

ジムトンプソンの家はチーク材独特の赤色だ






スラウォン通りにある「ジムトンプソンの店」には、よく買い物に寄ったが、「ジムトンプソンの家」には行ったことが無かった。

アメリカ人の富豪ジムトンプソンが、晩年暮らしたタイ式の家が公開されており、素晴らしい調度品や貴重な美術品が展示されているとの事で見学に行った。

喧騒のラマ1世通りからソイの奥まで来ると、辺りには静寂が漂い、運河に面してタイ式の家があった。これが、ジムトンプソンの家である。

すべてにチーク材を使った贅沢なタイの伝統建築は、6軒の古い家を寄せ集めて造られた。そのうちの5軒は、アユタヤから川を下って移築させたもので、建物もインテリアもタイの粋が集められている。

屋内には裸足で入り、チーク材の床の感触を確かめながらタイスタイルで統一された空間とインテリアを楽しんだ。

室内にはエアコンが無くとても暑く、見学後、エアコンの有る入口に隣接して建てられたティルームでゆっくりと休む。ここのインテリアも素敵だった。

帰ろうとして、ジムトンプソンの家の入口に出たら、日本人観光客の3人の女の子が乗ったタクシーと空車でバックしたタクシーが目の前で衝突した。幸い乗客には怪我は無かったようだ。

せっかく、、「豊かになった気分」が急に「現実」に戻った。