ホアヒン>3、カオサムロィヨー国立公園




サンパラヤビーチの美しい白い砂と海と椰子の木と青い空





カオサムロィヨーとは「300の山頂を持つ山」という意味があるとの事。ホアヒンから南に60キロ、石灰岩で出来た山々を熱帯雨林の緑が覆い、リスや猿などの野生動物や植物からなる国立公園だ。

この日は、まず駅の近くの由緒あるロイヤルホアヒンG.C.で1ラウンドのプレーを楽しんだ。考えてみれば最初にプレーをしたのが1991年だった。丁度10年ぶりになる。

10年ぶりのこのコースでのプレーは、とても懐かしかった。ただしこのコースだけは電動カートの使用は出来ず、歩いてのプレーになる。やはりこの気候と「ふうみん」の年齢では身体にキッイものがある。

1991年当時売店は、粗末な萱葺きの小屋だったが今回は綺麗になっていた。もちろんクラブハウスもだ。また、コース内には昔の記念の機関車が展示されており、直ぐ近くには有名な王室の待合室がある。

プレー後、昼食を済ませてから、綺麗になったギフトショップでポロシャツやタオルや傘などのゴルフグッズを記念に買った。そして、一路カオサムロィヨーへ向かった。

ホアヒン市内の4号線を南へ進みバイパスと合流してしばらく行くと3168号線の入口があり、左折して3168号線を道なりにずうっと行くとカオサムロィヨー国立公園へ到着する。

ホアヒンからは約60キロ、1時間と少しの距離だ。

進むにつれて、日本ではお目にかかれない奇妙な形をした石灰岩で出来た岩山が出現する。この岩山に向かって走っていると、カオサムロィヨー国立公園がだんだんと近づくのが分かる。

途中、塩田を見たり牛の群れに道を塞がれたりしながら進むと、国立公園の入り口があり確か一人20バーツ支払った。(今では多分200バーツになっているだろう。)

3168号線はすごくのどかなで快適な道路であるが、案内所の少し手前から舗装の無いすごいダートになった。日本では経験した事の無い悪路だ。歩くよりも遅いスピードで慎重に運転する。この悪路は数百メートル続いた。

やっと案内所に着いた。案内所でゲストブックに日本人と書き入れると、親切にも係の女性がタイ語のパンフレットに英語で書き込んでくれた。

帰路、案内所から5キロほど行った所にあるサンパラヤビーチに寄った。ここのビーチはスワンソンビーチより、もっと綺麗なビーチだった。

ビーチには誰も居ず、売店がポッンと1軒ありおばさんが暇そうだった。売店で買ったコーラを飲みながら、美しい白い砂と海と椰子の木と青い空を見つめていた。

家人の「yayo」は貝殻を拾っていた。リラックスした時間を味わい、景色を十分に堪能してからホアヒンへの帰路についた。

ホテルでシャワーを浴びてサッパリしてから、先程のロイヤルホアヒンG.C.のフロントにパンフレットの置いてあった「足裏マッサージ」の店に行く。

マッサージの椅子に座ると、先にマッサージを受けていた30歳位の日本人の女性がいた。東北の出身の方で、このホアヒンでタイマッサージの勉強をしているとの事。

流暢にタイ語を店の人と話し、マッサージが終ると、スマートにチップを渡してバイクで颯爽と走り去って行った。

この店の代金は1時間250バーツで、チップを50バーツ渡した。


ロイヤルホアヒンG.Cの横はホアヒン駅の王室待合室だ

道路の真ん中をを悠然と歩く牛の群れ
後ろに見える岩山がカオサムロィヨーだ

カオサムロィヨー国立公園の岩山

カオサムロィヨー国立公園の案内所

サンパラヤビーチと唯一人の「yayo」は貝殻を拾う

ホアヒンの足裏マッサージ店、足の字が変だ


カオサムロィヨー国立公園のタイ語のパンフレット

日本人と分かると親切にもカオサムロィヨー国立公園の
タイ語のパンフレットに係の女性が英語で書き込んでくれた