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さよならウボン、ムーンリバー
朝起きたら、やはり体調が良くない。ウボンからバンコク空港までは600キロ以上もある。「yayo」が心配して、今日最初のドライバーを買って出る。
朝8時にホテルをチェックアウトし、バンコク空港に向けて出発する。3泊しかしていないが、タイの辺境の街との別れは、なんとはなく寂しさを感じる。
ムーン川を渡る。
さようなら、私を誘惑した
MoonRiver!
さようなら、ウボンラーチャターニー! |
ウボンから2178号線、2085号線を走り24号線の交差点に出る。ここまでは、カオプラヴィハーンに行く時に一度通った道なのでスムーズだった。
24号線をひたすら走る
24号線を右折して、コラート方面に向かう。地図で見るとコラートの先の2号線の合流地点まで、400キロのほぼ一直線の道だ。
「yayo」は、頑張って3時間ノンストップで飛ばし、ウボンから250キロ位行った所のガソリンスタンドで休憩する。ガソリンを満タンにし、リポビタンを飲んで元気をつけて、「ふうみん」と運転を交代する。
延々と続くイサーンの大地を、一直線に続く道を、時速100キロ以上で黙々と走行する。
途中、小さな町や村を通り過ぎて行く。タイで最も貧しいと言われ、タイの田舎のイサーンで生活する人々の姿を垣間見ながら、24号線をバンコクを目指してひたすらに走る。
ダーンクウィアンに寄る
150キロ程走り、途中ダーンクウィアンでレリーフを買う為に24号線を右折し、ダーンクウィアン近くのレストランで昼食を摂る。
大きなニワトリの像が立っている店だった。ここで分かった事だが、この大きなニワトリの像はガイヤーンの看板なのだ。
今迄の道すがら、何軒もこの大きなニワトリの像のレストランを見たが、像の意味が不明だった。ここのガイヤーンの店は、繁盛していてなかなか美味しかった。
ダーンクウィアンではお目当ての(4日前に来た時に決めていた)額に入ったレリーフを買おうとして、念の為スーツケースのサイズを測ったら入らず、一回り小さいサイズのあまり気に入らないレリーフを買った。
後で機内持ち込みにすればよかった!と思った。とても残念な思いだ。
バンコク空港へ
ここから、バンコク空港迄は250キロだ。「yayo」が運転を替わって走る。24号線から2号線に入り順調に走るが、カオヤイ国立公園のあたりから混み出す。
考えて見れば今日は日曜日だ。日本と同じく、休日に郊外にドライブに出かけ、バンコクに戻る帰宅ラッシュに巻き込まれたのだ。
これでは仕方が無い、スピードダウンし街道沿いの風景を見ながら走る。途中、さらに事故渋滞にも遭遇したがなんとか1号線に入り、バンコク空港まで10キロ手前に来た。
ガソリンスタンドに入りガソリンを満タンにする。日本のレンタカーと同じく満タンで借り、満タンで返す。
スタンドを出るとすっかり暗くなっている。ライトを点けて空港に入るために左車線をゆっくり走るが、バンコク空港への標識が殆ど無い。
多分、走行の方角がバンコク市内と逆方向だからだと思う。やっと空港の標識を見つけ、無事に空港第二ターミナルに着いた。
AVISレンタカーに19:00に無事返却した。車体のチェックもOKだ。
帰国へ
帰りのJAL718便の出発は22:30だから、十分時間に余裕がある。ゆっくりと空港内のレストランで夕食をとり、買物をして空路日本へ。
今回の旅を振り返ると、とても思い出に残るイサーンへの旅だった。また近い内にイサーンへ行こう!あのトーセンコンチアムリゾートへ、またムンリバーへ、母なるメコンに逢いに・・・。
本日の走行629キロ…お疲れ様でした。
今回の合計走行は2164キロに及んだ。 |
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ネヴァダグランドホテルのウボンの市街地図
ホテル場所は地図の上側、下側の川がMoonRiverだ
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さようなら、「ネヴァダグランドホテル」
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ウボン市内を走るサムロー
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MoonRiverを渡るが橋の欄干で川は良く見えない
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24号線の延々と続くイサーンの大地を、
一直線に続く道を、時速100キロで走る
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24号線を2時間走っても同じ風景が続く
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大きなニワトリ像のあるガイヤーンのレストラン
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ダーンクィアンでレリーフを買う
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2号線沿いの果物の売店
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